今年の11月からいよいよ豊島区でも3回接種全額公費負担で子宮頸部癌予防ワクチン接種が開始されます。
対象は女子中学生、本年度のみ1〜3年生、次年度からは新1年生になります。
他のワクチン事業から考えると、これは異例の早さの対応であると言えるでしょう。
心から区が婦人科疾患に前向きに対応を考えてくれたと評価したいところではありますが、やはりマスコミ先導、メディアが注目する内容は区議会議員も注目される訳で、議員からの強い要望、そういった背景がある事は否めません。
ここで大事な事は、ただワクチンを打って終わりにしない事です。
参加する医療機関含めて、行政側も何故子宮頸部癌になるのかという根本の教育に力を入れ、本人だけでなく親にも周知徹底をする必要があります。
僕自身が臨床の現場で実感している事・・・ワクチンの存在はニュースで目にしても、性交渉の経験を持つ事(特にゴム無しの)で癌になるリスクが出てくるという大事なポイントがまだまだ一般の方々に浸透していない現実があります。
避妊にコンドームをという偏った教育をしている以上何も変わらないでしょう。
避妊は低用量ピル、コンドームは感染予防という簡単なスタンダードを構築すればどれだけこの国の女性が救われる事になるか・・・。
少しづつ、少しづつ変わっていくことを期待するしかありませんね。
子宮頸部癌予防ワクチン
年代 : 10代〜20代 、 20代〜30代 、 30代〜40代 、 50代〜